小煩い(読み)コウルサイ

デジタル大辞泉 「小煩い」の意味・読み・例文・類語

こ‐うるさ・い【小煩い】

[形][文]こうるさ・し[ク]何かにつけうるさい。いちいち口出ししたりつきまとったりして、わずらわしい。「―・く小言を言う」
[類語]世話煩雑面倒めんどう厄介手数てかず・てすう複雑煩瑣はんさ難しいうるさい煩わしい面倒臭いややこしいやかましいくだくだしいうっとうしい気詰まりしち面倒しち面倒臭い難儀煩多錯雑錯綜さくそうしち難しい入り組んだ込み入った手が込んだ気が重い気が進まない気乗り薄うんざり億劫おっくう渋る投げ遣り大儀懶惰らんだ横着怠慢怠惰不精懈怠けたい世話が焼ける手が掛かる冗長繁簡ごたごたもつれる入り乱れる紛糾ごっちゃ乱雑雑然

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精選版 日本国語大辞典 「小煩い」の意味・読み・例文・類語

こ‐うるさ・い【小煩】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こうるさ・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「こ」は接頭語 ) ちょっとうるさい。また、何かにつけ口うるさい。わずらわしい。いとわしい。
    1. [初出の実例]「いきさつ味になり行ほどにくつ人なんどは小うるさうおぼへ」(出典:評判記・吉原源氏五十四君(1687)玉かつら)
    2. 「電車の停留場まで出来て小五月蠅(コウルサ)いほど人家稠密になったけれど」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

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