小煩い(読み)コウルサイ

デジタル大辞泉 「小煩い」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小煩い」の意味・読み・例文・類語

こ‐うるさ・い【小煩】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こうるさ・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「こ」は接頭語 ) ちょっとうるさい。また、何かにつけ口うるさい。わずらわしい。いとわしい。
    1. [初出の実例]「いきさつ味になり行ほどにくつ人なんどは小うるさうおぼへ」(出典:評判記・吉原源氏五十四君(1687)玉かつら)
    2. 「電車の停留場まで出来て小五月蠅(コウルサ)いほど人家稠密になったけれど」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android