デジタル大辞泉
「真に」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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まこと‐に【真に・実に・誠に・洵に・寔に】
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 間違いなくその状態であることを強調する語。本当に。真実に。げに。じつに。しんに。
- [初出の実例]「諒(マコトニ)委(し)る、深く信(う)くれば、感の応ぜざる无きことを〈国会図書館本訓釈 諒 万去止爾〉」(出典:日本霊異記(810‐824)中)
- [ 2 ] 〘 感動詞 〙 =まこと(真)[ 三 ]
- [初出の実例]「まことに、雪少し打ち散りて、折ふし取り集めて、さる事やは候しとよ」(出典:大鏡(12C前)六)
しん‐に【真に】
- 〘 副詞 〙 ( 「しん(真)」に助詞「に」の付いてできたもの ) 本当に。まことに。また、真剣に。本気で。
- [初出の実例]「真観二無生一、究竟持戒也といへり」(出典:ささめごと(1463‐64頃)下)
- 「真(シン)に嬉しひヨ」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)初)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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