篠山[市](読み)ささやま

百科事典マイペディア 「篠山[市]」の意味・わかりやすい解説

篠山[市]【ささやま】

兵庫県東部の市。1999年に篠山町,西紀(にしき)町,丹南町,今田(こんだ)町の4町が合併し市制。旧篠山町は篠山川が西流する篠山盆地の中心地で,山陰道の要地,譜代松平氏,青山氏が居城する篠山藩城下町として繁栄,明治以後は軍隊町となった。米作,肉牛飼育を主とし,丹波グリ,黒大豆,マツタケの産もある。灘五郷などの酒造地への杜氏(とうじ)出身地として知られる。旧今田町は丹波焼本場で,立杭(たちくい)窯がある。377.59km2。4万3263人(2010)。
→関連項目大山荘

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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