デジタル大辞泉
「ほたほた」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ほた‐ほた
① 機嫌よく、いかにもうれしそうなさま、また、にこにこしながら
愛敬をふりまくさまを表わす語。
※玉塵抄(1563)六「うれしいことをもほたほたとよろこばず」
② ふざけたり、じゃれついたりするさまを表わす語。→
ほたえる。
※
和訓栞(1777‐1862)「ほたゆ
俗語なり〈略〉またほたほたともいへり」
※
四河入海(17C前)一二「よいにふりたる雪が、あした日が出でてあれば、松よりほたほたと落程に」
④ 布など軽いものが風にあおられてたてる音などを表わす語。
※
史記抄(1477)三「老僧比丘尼のこけたか〈略〉つひのはたをほたほたと敲て」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報