ちょろり

精選版 日本国語大辞典「ちょろり」の解説

ちょろり

〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 行動がすばやいさま、巧妙で迅速なさまを表わす語。ちょろっとちょろと
※虎寛本狂言・磁石(室町末‐近世初)「其八橋を、〈〉あちらへはちょろり、こちらへはちょろりと渡る」
② すばやく小さな動きをするさまを表わす語。
忘却(1963)〈福永武彦〉三「の先をちょろりと出して見せた」
③ あっけなく事が行なわれるさまを表わす語。簡単に。ちょっとの間に。
※俳諧・大坂独吟集(1675)上「それも是もと待かねしの日も、ちょろり暮ては又々明て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「ちょろり」の解説

ちょろり

[副]
動きがすばやいさま。「舌をちょろりと出す」
軽々しく事を行うさま。「本音をちょろりと漏らす」
「そんな大百でないだけ―人に乗せられる」〈万太郎・春泥〉
水などがわずかに流れ出るさま。「異常渇水で水道の水がちょろりとしか出ない」
[類語](1ちらりぱっとがばとがばっとむっくとむっくりむくりすっくしゃんとしゃっきりついとすいとつとすっとさっと/(2ぽろりぽつりぽつりぽつり/(3ちょろちょろちょびちょびちょぼちょぼちびちびちびりちびりぽつぽつはらりたらりほろりちょっと少ない少しく少少ちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三少数少量僅僅きんきんわずか数えるほどたったただたかだかしばらくなけなしささやか一抹心ばかり印ばかり形ばかり低い手薄少なめ内輪軽少軽微微弱微微微少僅少きんしょう些少さしょう最少微量ちびちび一つまみ一握り一抹一息紙一重すずめの涙鼻の差残り少ないちょこっとちょこんとちょっこりちょびっとちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる

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