『御伽草子』(読み)オトギソウシ

とっさの日本語便利帳 「『御伽草子』」の解説

『御伽草子』

室町時代に成立した短篇物語の総称。恋愛談、怪異談、笑話など多岐にわたり、説話文学など隣接ジャンルと浅からぬつながりを持ち、近世小説の母胎となった。「一寸法師」「鉢かづき」「浦島太郎」などが有名。

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