アイボリー

デジタル大辞泉 「アイボリー」の意味・読み・例文・類語

アイボリー(ivory)

象牙ぞうげ。また、象牙色
厚くて光沢のある象牙色の洋紙。アイボリー板紙。
[類語]白色はくしょく白妙しろたえ純白雪白せっぱく雪色せっしょく乳色ちちいろ乳白色にゅうはくしょくミルク色灰白色かいはくしょく象牙色ぞうげいろホワイトオフホワイト真っ白真白い真っ白い白い白白しらじら白白しろじろ白っぽい真っ白け生白いほの白い雪白ゆきじろ皚皚がいがい雪を欺く蒼白そうはく白白しい白皙はくせき色白白面白地しらじ白地しろじ

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精選版 日本国語大辞典 「アイボリー」の意味・読み・例文・類語

アイボリー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] ivory )
  2. 象牙(ぞうげ)。また、象牙色。〔舶来語便覧(1912)〕
  3. アイボリーペーパー」の略。
    1. [初出の実例]「金縁の舶来象牙紙(アイボレイ)活字も気取ってゴジック新型である」(出典南小泉村(1907‐09)〈真山青果〉七)

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色名がわかる辞典 「アイボリー」の解説

アイボリー【ivory】

色名の一つ。アイヴォリーとも表記する。JISの色彩規格では「みのうすい灰色」としている。一般に、やや灰色みを帯びた黄色のこと。もと象牙ぞうげを意味し、象牙色とも訳される。高級なイメージのある色で、壁紙カーテン、ソファ、ベッドなど室内装飾家具に多く用いられる。またアイボリー板紙というと招待状やメニューなどに使われる厚手の高級紙をさす。象牙そのものはワシントン条約により輸出入取引が禁止されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アイボリー」の意味・わかりやすい解説

アイボリー
ivory

(1) 象牙または象牙色のこと。 (2) アイボリーペーパー ivory paperの略。さらし化学パルプ原料とし,高度仕上げを施した半透明のブリストル紙。絵はがき,招待状,カード類に使用される。

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デジタル大辞泉プラス 「アイボリー」の解説

あいぼりー

京王電鉄株式会社が発行する情報誌。1996年創刊。奇数月発行。京王線沿線の情報紹介

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世界大百科事典(旧版)内のアイボリーの言及

【プロクター・アンド・ギャンブル[会社]】より

…品質の良さで評判となり,また南北戦争のときに南軍から大量注文を受け会社の基礎が固まった。その後79年に発売したセッケン〈アイボリーIvory〉がベストセラーとなり今日でも売られている。また合成洗剤についても1932年ドイツから特許を買い業務用製品を販売し,46年には家庭用合成洗剤〈タイドTide〉を発売して爆発的な人気を得た。…

※「アイボリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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