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テーベ テーベ Thebae; Thēbai

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テーベ
テーベ
Thebae; Thēbai

アテネの東北方,ボイオチア東部にあった古代ギリシアの重要都市。ギリシア名テバイ。現シベ。テーベ伝説上のオイディプス王の首都で,古代ギリシア悲劇の舞台として知られる。伝説によれば古代の都城カドメイアフェニキア人によって建てられたとされるが,すでに初期青銅器時代には住民のいたことが知られ,ミケーネ時代には王宮が存在していた。

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テーベ
テーベ
Thebae; Thēbai; Thebes

古代エジプトの都市。ギリシア名テバイ。カイロの南方約 674km,ナイル川中流の両岸にまたがり,現在のルクソールにあたる。テーベ古王国時代まではあまり目立たない農村であったが,その末期から勢力をもちはじめ,第 11王朝 (前 2133頃~1991) にテーベ侯メントゥホテプ2世がエジプトを再統一してからにわかに注目された。

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デジタル大辞泉の解説

テーベ(Thēbai)

古代ギリシャボイオティア地方の都市。前371年スパルタが衰退したのち、全ギリシャの覇権を握ったが、前335年、アレクサンドロス大王に滅ぼされた。テーバイ

テーベ(Thebe)

木星の第14衛星で、すべての衛星のうち4番目に木星に近い軌道を回る。1979年に発見。名の由来はギリシャ神話ニンフ。非球形で平均直径は約100キロ。

テーベ(Thebes)

エジプト南東部の古代都市ナイル川中流、現在のルクソール付近にあたり、たびたび首都となった。西岸に王家の谷セティ1世葬祭殿ラメセウムラムセス3世葬祭殿ハトシェプスト女王葬祭殿、東岸にカルナックルクソール神殿などが残る。1979年、「古代都市テーベとその墓地遺跡」の名称で世界遺産文化遺産)に登録された。エジプト名、ワセト

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百科事典マイペディアの解説

テーベ

ギリシア,ボイオティア地方南東部の都市。古代名テーバイ。伝説ではカドモスデルフォイの神託により建設。テーバイはミュケナイ文明においても重要な位置を占めたが,前6世紀ころからボイオティア同盟の中心で,エパメイノンダスの指導下に前371年レウクトラの戦スパルタ軍を撃破,以後9年間ギリシア世界の覇権を握った。
→関連項目ギリシア(古代)テーベ伝説ペロピダスボイオティア

テーベ

エジプト,カイロの南方約675km,ナイル川中流,現在のルクソルを中心に川の両岸に広がる。古代エジプトの都市。中・新王国時代に首都として栄え,その後もアメン信仰の宗教都市としてにぎわった。
→関連項目エジプト(地域)

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世界大百科事典 第2版の解説

テーベ【Thebes】

上エジプトにある古代エジプト王朝時代を代表する都市。現在のルクソルの町を中心にナイル両岸にひろがる。古代エジプト名はウアセトWaset旧約聖書ではノ・アモンNo Amon(〈アメン神の市〉の意)と記されたが,ギリシア人がボイオティアの同名の都市にちなんでテーベ(テーバイ)と呼んだ理由は不明である。都市としての発達は比較的遅く,古王国時代末期に始まり,ここを拠点とする第11王朝の成立とメンチュヘテプ2世(在位,前2061ころ‐前2010ころ)の王国再統一により,政治および宗教(アメン信仰)の中心地としての地位を確立した。

テーベ【Thebes】

ギリシアのボイオティア地方南東部の都市。古代名テーバイThēbai,現代ギリシア語ではティーベThívai。伝説によれば,フェニキア王の子でギリシアに文字をもたらしたと伝えられているカドモスが,ゼウスに誘拐された姉妹エウロペを探し求めてギリシアにやって来て,デルフォイの神託に従って建設したという。これによりテーベのアクロポリスはカドメイアKadmeiaと呼ばれた。ミュケナイ時代にこのカドメイアには大宮殿があり,発掘の結果,これは前14世紀に火災で崩壊し,まもなくより小規模の新宮殿が再建されたが,これも100年足らずで破壊されたことが知られている。

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大辞林 第三版の解説

テーベ【Thebai】

ギリシャ、ボエオチア地方にあった古代の都市国家。紀元前371年スパルタを破って一時ギリシャの覇権を握ったが、前335年にマケドニアにより破壊された。テバイ。テーバイ。

テーベ【Thebes】

エジプト、ナイル川中流の両岸にまたがる古代都市。エジプト中王国・新王国の首都で、東岸(現、ルクソル市)にカルナック神殿・ルクソル神殿があり、西岸に王家の谷などの遺跡がある。

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