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ベルナール[シャルトルの] Bernard

翻訳|Bernard

世界大百科事典 第2版の解説

ベルナール[シャルトルの]【Bernard】

?‐1130ころ
初期スコラの哲学者,文法家。ラテン名はベルナルドゥスBernardus。シャルトル学派の指導者の一人。ブルターニュに生まれ,1114年以後シャルトル大聖堂付属学校で論理学と文法を教えた。19年司教座尚書となる。24年パリで哲学を教え,ソールズベリーヨハネスギルベルトゥス・ポレタヌスのようなすぐれた弟子をもった。のちにシャルトルの司教に就いた。当代随一のプラトン主義者とみなされており,《ポルフュリオスの注解について》のなかでプラトンとアリストテレスを比較したのち,プラトン主義とエリウゲナに従って神,イデア,質料を見えざる3原理として立て,自然界を神のうちなるイデアの発現とする有機体的世界観を表明している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のベルナール[シャルトルの]の言及

【肩】より

…バッジE.A.W.Budgeはアフリカでは族長とその妻たちが従者の肩に乗って旅するのを常とすることを考えれば,ラーやオシリスの肩に乗ることも不思議ではないと言う(《オシリス》2巻)。12世紀の聖職者シャルトルのベルナールは,自分たちは小人だが巨人(すなわち古代の文化的遺産)の肩に乗っているために巨人よりも遠くまで見通せると語り,時代を経てニュートンも同じことを述べた。 アイブル・アイベスフェルトI.Eibl‐Eibesfeldtは,深い毛で覆われていた人類の祖先は,毛流の方向の結果,肩の毛が逆立っており,肩幅を広く見せていたと言う(《比較行動学》)。…

※「ベルナール[シャルトルの]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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