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中正 ちゅうせいzhong-zheng; chung-chêng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中正
ちゅうせい
zhong-zheng; chung-chêng

中国,魏晋南北朝時代の官職名。あるいは県におかれ,前期にはそれぞれの州,郡,県出身の人物を才能,徳行などによって一品から九品までに評定するのを主任務としたが,東晋・南朝では貴族制を支える機関に変化し,北朝では旧来正の職務が形式化して残った。隋初に廃止。

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デジタル大辞泉の解説

ちゅう‐せい【中正】

[名・形動]かたよらず、公正であること。また、そのさま。中庸(ちゅうよう)。「中正の理にかなう」「中正な判断を下す」
[派生]ちゅうせいさ[名]

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大辞林 第三版の解説

ちゅうせい【中正】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
特定の考え・立場に偏ることなく正しい・こと(さま)。 「 -を欠く」 「 -な意見」
( 名 )
中正官 」に同じ。
[派生] -さ ( 名 )

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世界大百科事典内の中正の言及

【九品官人法】より

…中国,三国から隋初まで行われた官吏登用法。一品から九品にいたる品級で人を官につけるので九品官人法といったが,のちには九品中正制度ともいわれた。220年に曹操が没するや,子の曹丕(そうひ)(のちの魏の文帝)が後漢の献帝に迫って禅譲させ魏王朝を建てた際,漢の官僚を才能徳行に応じて新政府に吸収することを当面の目的として,魏王の尚書であった陳群(?‐236)の建議により実施され,その後も引きつづいて一般に官吏を登用するのに用いられた。…

※「中正」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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