仄暗い(読み)ホノグライ

デジタル大辞泉 「仄暗い」の意味・読み・例文・類語

ほの‐ぐら・い【×仄暗い】

[形][文]ほのぐら・し[ク]ほのかに暗い。光が弱くてうす暗い。「―・いろうそくの光」
[派生]ほのぐらさ[名]
[類語]暗い薄暗い小暗い小暗がり手暗がり木暗い真っ暗暗然暗澹冥冥ようとしてようほのかかすかほんのりうっすらおぼろげ薄薄淡い杳杳ようよう漠然ぼんやりぼうっとぼうとぼやっと不鮮明もやもや霞む見えにくい陰る曇るおぼろかき曇るぼやけるぼけるかすれる朦朧もうろうどろん不透明ほの見えるしょぼつくしょぼしょぼ茫茫ぼうぼう不可視

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仄暗い」の意味・読み・例文・類語

ほの‐ぐら・い【仄暗】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ほのぐら・し 〘 形容詞ク活用 〙 日光灯火などの光が弱くて、少し暗い。薄暗い。
    1. [初出の実例]「その夜はしれも見えで、火のほのぐらきに」(出典:落窪物語(10C後)二)

仄暗いの派生語

ほのぐら‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android