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仙台[市] せんだい

百科事典マイペディアの解説

仙台[市]【せんだい】

宮城県中部の市。1889年市制。県庁所在地。1987年宮城町,1988年泉市,秋保(あきう)町を編入。1989年政令指定都市となり,青葉宮城野若林太白の5区を設置。東は仙台湾に臨み,仙南平野中部を占め,広瀬川の段丘上に市街がある。東北新幹線,東北本線,仙山線,仙石線が分岐,東北自動車道も通じる。近世には伊達氏62万石の城下町として栄えた。1872年宮城県の県庁所在地となり,中央官庁の出先機関が集中,東北大学など文化機関も多く,東北地方の政治,経済,文化の中心をなしている。第2次大戦の空襲で広範囲を消失したが,戦後の復興は早く,城下町の町割を基にした碁盤目状の区画が形成され,緑も多く〈杜(もり)の都〉と呼ばれている。1987年には市営地下鉄が開通した。消費都市の傾向が強いが,長町,小田原,白山(はくさん)などが工業地区をなし,1964年に指定された新産業都市計画による新仙台港も建設され,製造品出荷額では7367億円(2003)を上げ,東北一の工業都市でもある。平野部は水田が多く,野菜栽培も盛ん。青葉城跡,陸奥(むつ)国分寺跡(史跡),八木山,榴ヶ岡(つつじがおか)公園などがあり,七夕(たなばた)祭は東北三大祭の一つとして有名。東日本大震災で,市内において被害が発生。786.30km2。104万5986人(2010)。
→関連項目仙台[駅]仙台トラストタワー宮城[県]宮城教育大学

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世界大百科事典 第2版の解説

せんだい【仙台[市]】

宮城県中部にある県庁所在都市。1889年市制。89年4月政令指定都市となり,5区を置いた。人口97万1297(1995)。奥羽山脈の東側に続く第三紀丘陵の東端仙台平野(仙南平野)の西縁に位置し,市街地主要部は広瀬川の形成した数段の河岸段丘上に展開する。奈良時代,北方の多賀城(現,多賀城市)に陸奥国府鎮守府が設けられ,仙台には陸奥国分寺および国分尼寺が建立された。近世初め,伊達政宗が青葉城を築いて以来,伊達氏の城下町として繁栄した。

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