何処と無く(読み)ドコトナク

デジタル大辞泉 「何処と無く」の意味・読み・例文・類語

どこと‐なく【処と無く】

[副]
どことはっきり言えないが、なんとなく。「何処と無く似ている」
どこと定まった場所もなく。
「―地にはふ蔦のあはれなり/越水」〈曠野
[類語]そこはかとないほんのり何となく何とはなしそれとなしに心なしなんだかなにかしら思いなしかほのかぼけっと朦朧もうろうぼやける雲をつかむ不確かもやもや曖昧曖昧模糊模糊ファジー茫乎ぼうこぼうっと茫茫漠漠不明瞭茫漠もやくやもやつくぼんやり彷彿ほうふつ不鮮明憂鬱憂さ鬱気気鬱鬱鬱陰鬱鬱然鬱陶しい物憂い暗鬱沈鬱くよくよくしゃくしゃ重苦しいくさくさ滅入る塞ぐ塞ぎ込む気塞ぎ悶悶もんもんやるせないくすぶるわだかまる意気消沈暗澹あんたん胸騒ぎ怪訝けげんいぶかしいいぶかる辛気歯がゆいいらいら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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