デジタル大辞泉 「もやつく」の意味・読み・例文・類語 もや‐つ・く [動カ五(四)]1 むしゃくしゃする。むかむかする。もやくる。「胸に―・くものがあった」2 物事がごたごたする。ごたつく。もやくる。「魂据ゑて返事せろと―・く後に」〈浄・宵庚申〉[類語]もやもや・ぼけっと・朦朧もうろう・ぼやける・雲をつかむ・不確か・曖昧・曖昧模糊・ファジー・茫乎ぼうこ・ぼうっと・なんとなく・なんだか・そこはかとない・ほんのり・なんとはなし・どことなく・それとなしに・心なし・なにかしら・思いなしか・ほのか・模糊・茫茫ぼうぼう・漠漠・不明瞭・茫漠ぼうばく・もやくや・ぼんやり・彷彿ほうふつ・不鮮明・憂鬱・憂さ・鬱・鬱気・気鬱・鬱鬱・陰鬱・鬱然・鬱陶しい・物憂い・暗鬱・沈鬱・くよくよ・くしゃくしゃ・重苦しい・くさくさ・滅入る・塞ぐ・塞ぎ込む・気塞ぎ・悶悶もんもん・やるせない・くすぶる・わだかまる・意気消沈・暗澹あんたん・胸騒ぎ・怪訝けげん・いぶかしい・いぶかる・辛気・歯がゆい・いらいら 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「もやつく」の意味・読み・例文・類語 もや‐つ・く 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語 )① 物事が、ごたごたする。混乱する。ごたつく。もやくる。[初出の実例]「それ程にすける心のものは、身上もやつくとしるより」(出典:評判記・色道大鏡(1678)五)② 心の中がもやもやする。気持が乱れる。もやくる。[初出の実例]「雲の峰空に心のもやつきぬ〈桐雨〉」(出典:俳諧・其袋(1690)夏) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by