くよくよ(読み)クヨクヨ

デジタル大辞泉 「くよくよ」の意味・読み・例文・類語

くよ‐くよ

[副](スル)いつまでも気にかけて、あれこれと思い悩むさま。「くよくよ(と)心配する」「くよくよするな」
[類語]うじうじいじいじもじもじ因循ぐじぐじぐずぐずうろうろうろちょろどぎまぎおたおたまごまごどぎどぎそわそわもぞもぞちゃかちゃかそそくさあたふたうそうそふらふらよたよたちょこまかふわふわおどおどせかせかびくびくきょときょとこせこせぐらぐらせわしい倉皇せっかちあくせく気ぜわしい軽佻浮薄浮薄闇雲やみくも性急右往左往軽挙妄動後先なしうわずるうわつくうろたえる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「くよくよ」の意味・読み・例文・類語

くよ‐くよ

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) いくら考えたところで解決しようのないことをいつまでも気にするさまを表わす語。また、今さらどうしようもないことをくり返し言うさまを表わす語。くゆくゆ。くやくや。
浄瑠璃大経師昔暦(1715)暦歌「なげくまじ今更に、何くよくよとくへ日の、悔むもよしな」
暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉四「いつまで、くよくよしてたって仕方がない」

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