くよくよ(読み)クヨクヨ

デジタル大辞泉 「くよくよ」の意味・読み・例文・類語

くよ‐くよ

[副](スル)いつまでも気にかけて、あれこれと思い悩むさま。「くよくよ(と)心配する」「くよくよするな」
[類語]うじうじいじいじもじもじ因循ぐじぐじぐずぐずうろうろうろちょろどぎまぎおたおたまごまごどぎどぎそわそわもぞもぞちゃかちゃかそそくさあたふたうそうそふらふらよたよたちょこまかふわふわおどおどせかせかびくびくきょときょとこせこせぐらぐらせわしい倉皇せっかちあくせく気ぜわしい軽佻浮薄浮薄闇雲やみくも性急右往左往軽挙妄動後先なしうわずるうわつくうろたえるもやもやぼけっと朦朧もうろうぼやける雲をつかむ不確か曖昧曖昧模糊ファジー茫乎ぼうこぼうっとなんとなくなんだかそこはかとないほんのりなんとはなしどことなくそれとなしに心なしなにかしら思いなしかほのか模糊茫茫ぼうぼう漠漠不明瞭茫漠ぼうばくもやくやもやつくぼんやり彷彿ほうふつ不鮮明憂鬱憂さ鬱気気鬱鬱鬱陰鬱鬱然鬱陶しい物憂い暗鬱沈鬱くしゃくしゃ重苦しいくさくさ滅入る塞ぐ塞ぎ込む気塞ぎ悶悶もんもんやるせないくすぶるわだかまる意気消沈暗澹あんたん胸騒ぎ怪訝けげんいぶかしいいぶかる辛気歯がゆいいらいら

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精選版 日本国語大辞典 「くよくよ」の意味・読み・例文・類語

くよ‐くよ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) いくら考えたところで解決しようのないことをいつまでも気にするさまを表わす語。また、今さらどうしようもないことをくり返し言うさまを表わす語。くゆくゆ。くやくや。
    1. [初出の実例]「なげくまじ今更に、何くよくよとくへ日の、悔むもよしな」(出典:浄瑠璃・大経師昔暦(1715)暦歌)
    2. 「いつまで、くよくよしてたって仕方がない」(出典:暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉四)

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