茫乎(読み)ボウコ

デジタル大辞泉 「茫乎」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茫乎」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐こバウ‥【茫乎】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. とりとめのないさま。はっきりしないさま。ひろびろとしているさま。
    1. [初出の実例]「茫乎無定準」(出典童子問(1707)下)
  3. あっけにとられるさま。また、気が抜けてぼんやりとするさま。呆然。
    1. [初出の実例]「猶秦人視越人之肥瘠、茫乎不憐焉」(出典:語孟字義(1705)下)
    2. 「茫乎として見送った」(出典:啾々吟(1953)〈松本清張〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む