茫乎(読み)ボウコ

デジタル大辞泉の解説

ぼう‐こ〔バウ‐〕【××乎】

[ト・タル][文][形動タリ]広々としているさま。ぼんやりとしてつかみどころのないさま。
「今やこの―たる海辺は」〈荷風・地獄の花〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぼうこ【茫乎】

( トタル ) [文] 形動タリ 
とりとめのないさま。はっきりしないさま。広々としているさま。 「其眼は-として更に読む所を識らず/世路日記 香水

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ぼう‐こ バウ‥【茫乎】

〘形動タリ〙
① とりとめのないさま。はっきりしないさま。ひろびろとしているさま。
童子問(1707)下「茫定準
② あっけにとられるさま。また、気が抜けてぼんやりとするさま。呆然。
※語孟字義(1705)下「猶秦人視越人之肥瘠、茫乎不憐焉」
※啾々吟(1953)〈松本清張〉一一「茫乎として見送った」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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