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洗脳 せんのうbrainwashing

翻訳|brainwashing

デジタル大辞泉の解説

せん‐のう〔‐ナウ〕【洗脳】

[名](スル)
共産主義社会における思想改造。中華人民共和国成立後の、旧体制の知識人などに対する強制的な思想改造を非難したbrainwashingに由来。
その人の主義や思想を根本的に改めさせること。「洗脳されて組織に入る」

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百科事典マイペディアの解説

洗脳【せんのう】

特異な環境下で一貫した徹底的な教育を行い,従来もっていた思想,信念などを洗い流して新しい思想,信念を植えつけること。〈思想改造〉を意味する中国語に由来。程度の差,手法の巧拙はあれ,あらゆる教育が洗脳である。
→関連項目感覚遮断マインド・コントロール

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大辞林 第三版の解説

せんのう【洗脳】

( 名 ) スル
第二次大戦後の一時期、共産主義者でない者に共産主義教育を施して思想改造をはかったこと。
転じて、ある人の主義・主張や考え方を根本的に変えさせること。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

洗脳
せんのう
brain washing

個人の思想や価値観を,物理的,社会的圧力を加えるなどの操作によって必ずしも本人の欲しない方向へ急速かつ大幅に改変させること。共産主義国家などで行われた強制的な思想改造が知られる。感覚遮断賞罰の操作などの反復による学習の一つといえるが,その効果は永続的でない場合が多いといわれる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

洗脳
せんのう

共産主義社会における思想改造をいう。中華人民共和国成立後、数年間にわたって旧体制の知識人などを共産主義体制に適合的な人間に改造する作業が繰り広げられたが、こうした作業を中国外の反対者は、非難の意味を込めて洗脳brain washingとよんだ。その後、このことばは、共産主義社会における強制的な政治的社会化を意味する用語として西側諸国に定着した。第二次世界大戦後、ソ連の捕虜収容所に抑留されていた日本軍兵士の洗脳が話題となったこともある。[安 世舟]

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世界大百科事典内の洗脳の言及

【思想改造】より

…彼らが旧社会から持ちこんできた習慣や思想を改造し,勤労者さらにはプロレタリアへ立場を移すよう,組織的な学習運動がおこなわれた。それは当時,中国外の反対者からは〈洗脳〉(強制学習)と非難されたが,実際には啓発を根本とし,学習・討論(批判,自己批判)と反封建闘争(土地改革など),反帝国主義闘争(抗米援朝)への参加・実践を結合する方式で進められ,知識人を中国共産党の周囲に団結させるうえで大きな成果をあげた。映画《武訓伝》批判胡適思想批判など,新中国発足早々,くりかえしおこなわれた思想キャンペーンも,その一環であった。…

※「洗脳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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