デジタル大辞泉 「完」の意味・読み・例文・類語
かん〔クワン〕【完】
[類語]終わり・最後・おしまい・終了・完了・完結・終結・

 きなり。宀に從ひ、元聲。古
きなり。宀に從ひ、元聲。古 以て
以て の字と爲す」とするが、
の字と爲す」とするが、 (寛)とは何の関係もなく、
(寛)とは何の関係もなく、 中の儀礼を示す字。元は人の頭部を強調する形。
中の儀礼を示す字。元は人の頭部を強調する形。 中で元服する儀礼を冠といい、完に手を加える形。
中で元服する儀礼を冠といい、完に手を加える形。 中で俘囚の首を撃ち、呪祝を加えることを寇(冦)という。
中で俘囚の首を撃ち、呪祝を加えることを寇(冦)という。 は
は 中で巫祝がゆるやかに舞う形。完・冠・寇・
中で巫祝がゆるやかに舞う形。完・冠・寇・ はみな
はみな 中の儀礼に関する字である。
中の儀礼に関する字である。 (こんごつ)と通じ、結髪を切り落とす刑。
(こんごつ)と通じ、結髪を切り落とす刑。 (みみよよのほね) 〔名義抄〕完 マタシ・サダム・タモツ・ユタカニ 〔字鏡集〕(完)マホル・タモツ・マタシ・ヤスシ・サダム・ユタカ・シシ・ヱム・スコシワラフ
(みみよよのほね) 〔名義抄〕完 マタシ・サダム・タモツ・ユタカニ 〔字鏡集〕(完)マホル・タモツ・マタシ・ヤスシ・サダム・ユタカ・シシ・ヱム・スコシワラフ ・
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・ ・院など八字を収めるが、完の声義を承けるものはない。完・冠・寇は
・院など八字を収めるが、完の声義を承けるものはない。完・冠・寇は 見の儀礼で、形義に関係がある。
見の儀礼で、形義に関係がある。 ・院はもと声を仮借したもので、丸・奐との声義の関係が考えられる。
・院はもと声を仮借したもので、丸・奐との声義の関係が考えられる。 huan、
huan、 hu
hu nは声義近く、
nは声義近く、 は〔説文〕六上に「
は〔説文〕六上に「 木、未だ析(さ)かざるなり」、
木、未だ析(さ)かざるなり」、 は「
は「 木
木 なり」とあって、丸太のまま薪木とすること。完に本来の形のままの意があり、もと人体の完きをいう。
なり」とあって、丸太のまま薪木とすること。完に本来の形のままの意があり、もと人体の完きをいう。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...