快適(読み)カイテキ

デジタル大辞泉 「快適」の意味・読み・例文・類語

かい‐てき〔クワイ‐〕【快適】

[名・形動]心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。ぐあいがよくてこころよいこと。また、そのさま。「快適生活」「快適一日を過ごす」
[派生]かいてきさ[名]
[類語]気持ちよい快い快感快楽心地よい痛快小気味よい爽快壮快カンファタブルすがすがしいさわやか清新清爽晴れやか晴れ晴れさっぱり楽しいうはうはほくほく笑いが止まらない嬉しい喜ばしい欣快きんかい愉快嬉嬉きき欣欣きんきん欣然きんぜん満悦御機嫌朗らか明朗陽気明るい気さく快活楽天的上機嫌晴れ晴れしいぴちぴち生き生き活発からり根明ねあか心が躍る心が弾む心を躍らせる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「快適」の意味・読み・例文・類語

かい‐てきクヮイ‥【快適】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) ( ━する ) 身にも心にも気持よくぴたりと合うこと。具合がよくてこころよいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「吾身の快適(〈注〉ココロモチヨキ)ならん事を欲し」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
    2. [その他の文献]〔蘇舜欽‐金山寺詩〕
  3. 芸術論上の術語。感覚、知覚表象などの内における快感。一般に個人的、主観的であって、普遍妥当性を欠き、厳密な意味の美と区別される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「快適」の読み・字形・画数・意味

【快適】かい(くわい)てき

心にかなう。宋・舜欽〔金山寺〕詩 軒を開きて、心曠 上下、異色無し 氣象特に壯 覽る輒(すなは)ち快

字通「快」の項目を見る

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