活発(読み)カッパツ

デジタル大辞泉 「活発」の意味・読み・例文・類語

かっ‐ぱつ〔クワツ‐〕【活発/活×溌】

[形動][文][ナリ]元気で勢いのよいさま。行動活動などが生き生きとして盛んなさま。「―な子供」「―な論議」「火山活動が―になる」
[派生]かっぱつさ[名]
[類語]快活精彩元気活動的動的精力的ダイナミックエネルギッシュエナジェティックあぶらが乗る水を得たうおのようきゃぴきゃぴいけいけのりのりぴちぴち生き生き溌剌はつらつ生生せいせいおきゃんおちゃっぴいおませおしゃまバイタル情熱的意欲的熱狂的熱情的白熱的激越狂熱熱烈烈烈熱血熱っぽい血が騒ぐ血気盛んパッショネートホットバイタリティービビッド朗らか明朗陽気明るい気さく楽天的晴れやか気持ちよい快いかい快感快楽心地よい痛快小気味よい爽快快適壮快カンファタブルすがすがしいさわやか清新清爽晴れ晴れさっぱり楽しいうはうはほくほく笑いが止まらない嬉しい喜ばしい欣快きんかい愉快嬉嬉きき欣欣きんきん欣然きんぜん満悦ご機嫌上機嫌晴れ晴れしいからり根明ねあか心が躍る心が弾む心を躍らせるもりもり隆隆盛ん鬱然澎湃ほうはい勃勃油然ゆうぜん湧然沸沸むくむくみなぎるみなぎらすあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎる高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つ気を吐く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「活発」の意味・読み・例文・類語

かっ‐ぱつクヮッ‥【活発・活溌】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙
  2. 魚などの、勢いよく水上にはねるさま。
    1. [初出の実例]「淙潺分水引、活溌買魚添」(出典:寛斎先生遺稿(1821)二・於玉池新居)
    2. [その他の文献]〔殷邁余夙抱烟霞之癖詩〕
  3. 生き生きとしているさま。勢いのよいさま。
    1. [初出の実例]「心は活溌流行の体也。水の流てやまざるがごとし。やまざる処常なり」(出典:集義和書(1676頃)一一)
    2. 「先生ちっと活溌に散歩でもしなさらんと」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五)
    3. [その他の文献]〔紅楼夢‐三七回〕

活発の補助注記

「活発」は「活溌」の書き換え。

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