デジタル大辞泉
「留」の意味・読み・例文・類語
ルーブル(〈ロシア〉rubl'/〈英〉ruble)
ロシア連邦などの通貨単位。1ルーブルは100カペイカ。
[補説]「留」とも書く。
りゅう〔リウ〕【留】
惑星が、順行から逆行へ、または逆行から順行へ変わるときに、一時停止して見えること。また、その時刻・位置。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by
ルーブル【留】
- 〘 名詞 〙 ( [ロシア語] rubl' [英語] ruble )[ 異表記 ] ルーブリ ロシアの通貨単位。一三世紀以降の帝政ロシア、ソビエト連邦などの貨幣単位の一つ。一ルーブルは一〇〇カペイカにあたる。記号R
- [初出の実例]「一爾白爾(ルーベル)は、百格加(コペイカ)にして」(出典:輿地誌略(1826)一)
りゅうリウ【留】
- 〘 名詞 〙 天文学で、順行と逆行の移りかわるときに、惑星が一時停止して見えること。また、その時刻と位置。
- [初出の実例]「西行して十二宮を逆行するの時あり、之を退と云ふ。留止(〈注〉とどまり)して移らざるの時あり、之を留と云ふ」(出典:遠西観象図説(1823)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by
普及版 字通
「留」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by
留 (りゅう)
stationary
天文用語。地球上から惑星の動きを観測したとき,天球上での惑星の赤経方向の見かけの動きが0となるときをいう。惑星の赤緯方向の動きは非常に小さいので,留のときには,見かけの動きは全体としてほぼ0である。惑星の見かけの動きは,留を境として,順行(西から東へ動く)から逆行(東から西へ動く)へ,あるいは逆行から順行へと移り変わる。
執筆者:湯浅 学
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by
留【りゅう】
惑星がみかけ上天球に一時停止する(赤経が変わらない)状態,またその時期。順行(天球上を西から東へ移る)から逆行に転じる場合と,その逆の場合がある。外惑星では留から衝を経て留になる間は逆行する。内惑星は最大離角の付近で留になる。
→関連項目視運動
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponserd by
留
りゅう
stationary
天球上の惑星の運動で,順行から逆行,および逆行から順行に移るとき東西方向への運動が一時停止すること。1会合周期の間に2回起る。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by
留
りゅう
惑星が天球上を運行中に、順行から逆行へ、または逆行から順行へ移る際に停止するようにみえる現象、あるいはその時刻をいう。詳しくは、惑星の地心視赤経の変化がゼロとなったとき、と定義されている。
[村山定男]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の留の言及
【指物】より
…指物の基礎的手法は,すでに正倉院の木工においておおむね行われており,その伝統は現在にも引き継がれている。指物における基本的手法には,矧手(はぎて),端喰(はしばみ)(端嵌(はしばめ)),留(とめ),組手(くみて)などがある。矧手は主として所要の幅をうるための板材のはぎ合せ法で,芋付(いもつけ)(胴付矧(どうづけはぎ))と斜付(ななめつけ)は,ともに補強のために太枘(だぼ)あるいは空木(うつぎ),竹釘を挿入し,千切(ちぎり)を嵌入することもある。…
※「留」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by