デジタル大辞泉 「目近い」の意味・読み・例文・類語 め‐ぢか・い【目近い】 [形][文]めぢか・し[ク]1 目のすぐ近くである。「―・く迫る山並み」2 いつも見なれている。「例はさしもさるもの―・からぬ所にもて騒ぎたる」〈枕・三〉[類語](1)間近い・手近い・程近い・近い・間近・じき・すぐ・至近・近く・目前・鼻先・手が届く・指呼しこ・咫尺しせき・目睫もくしょうの間かん・目と鼻の先・身近・手近・卑近・身辺・そば・傍かたわら・脇わき・横・片方かたえ・手もと・付近・近辺・近傍・近所・最寄り・許もと・足元・座右・左右・手回り・身の回り・ついそこ・まのあたり・目睫もくしょう・面前・目の前・眼前・現前・目先・鼻面はなづら・鼻っ面つら・前面・正面・真ん前・手前・先方・直前 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「目近い」の意味・読み・例文・類語 め‐ぢか・い【目近】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]めぢか・し 〘 形容詞ク活用 〙① 目の近くにある。まぢかである。[初出の実例]「七日、雪間の若菜つみ、あをやかに、例はさしもさるものめちかからぬ所にもてさわぎ」(出典:枕草子(10C終)三)② いつも見ていてわかりやすい。見なれたさまである。[初出の実例]「義理分明にして、やすらかに目ぢかく」(出典:浮世草子・元祿大平記(1702)五)目近いの派生語めぢか‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例