


(間)(かん)。〔説文〕五上に「牒なり」、また木部六上に「札は牒なり」とあり、竹簡・木簡をいう。軍令も簡にしるしたもので、〔詩、小雅、出車〕に「此の
書を畏る」の句がある。簡に大小あり、各一字一寸、
(皮ひも)で結ぶので
編という。
字鏡〕
波志(はし)〔和名抄〕
札 不美太(ふみた)〔字鏡集〕
フダ・ツツマヤカナリ・オロカナリ・オロソカニ・マレラ・アラアラシ・ナカラ・カナヘリ・スクナシ・オホイナリ・ソムク・エラブ・オロソカナリ
・柬keanは同声。柬は東(
(ふくろ))の中にもののある形で、これを精選する意。ゆえに
(練)・
(錬)・
lianは柬に従う。
字条十一上に「
(あら)ふなり」とあり、
声と柬声との間に、声義の関係がある。
▶・簡倹▶・簡厳▶・簡愿▶・簡古▶・簡亢▶・簡校▶・簡曠▶・簡傲▶・簡忽▶・簡査▶・簡裁▶・簡筴▶・簡冊▶・簡策▶・簡札▶・簡散▶・簡槧▶・簡紙▶・簡弛▶・簡視▶・簡質▶・簡取▶・簡習▶・簡秀▶・簡粛▶・簡書▶・簡恕▶・簡除▶・簡少▶・簡捷▶・簡章▶・簡浄▶・簡省▶・簡靖▶・簡正▶・簡静▶・簡尺▶・簡斥▶・簡切▶・簡
▶・簡選▶・簡然▶・簡素▶・簡
▶・簡率▶・簡汰▶・簡惰▶・簡怠▶・簡択▶・簡淡▶・簡単▶・簡短▶・簡澹▶・簡治▶・簡帙▶・簡黜▶・簡牒▶・簡暢▶・簡直▶・簡定▶・簡
▶・簡点▶・簡牘▶・簡独▶・簡任▶・簡能▶・簡薄▶・簡抜▶・簡版▶・簡孚▶・簡侮▶・簡兵▶・簡別▶・簡便▶・簡編▶・簡補▶・簡法▶・簡朴▶・簡墨▶・簡樸▶・簡慢▶・簡明▶・簡約▶・簡要▶・簡略▶・簡礼▶・簡廉▶・簡練▶・簡連▶・簡老▶
簡・汗簡・寛簡・漢簡・
簡・希簡・旧簡・狂簡・倹簡・
簡・厳簡・古簡・弘簡・行簡・
簡・錯簡・残簡・視簡・事簡・辞簡・執簡・手簡・首簡・書簡・尚簡・詳簡・慎簡・青簡・政簡・清簡・精簡・尺簡・隻簡・折簡・牋簡・銓簡・素簡・疎簡・
簡・
簡・操簡・大簡・太簡・墜簡・脱簡・単簡・短簡・端簡・断簡・竹簡・抽簡・通簡・廸簡・
簡・恬簡・白簡・煩簡・披簡・秘簡・筆簡・平簡・片簡・返簡・
簡・編簡・芳簡・末簡・木簡・約簡・来簡・落簡・吏簡・了簡・料簡・礼簡・廉簡・練簡出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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[中国,日本]
秦がまだ天下を統一しない時代には,書物の材料は竹と木であった。竹はおおむね25~75cmの長さの簡(竹のふだ)で,これに8~30字くらいを1行に書く。30~100字くらいまでを書く必要のあるときは,ふつう90cm2の牘(とく)(木のふだ)を用いる。…
…中国や日本などで,文字を書くために短尺(冊)形に削った木や竹の総称。竹の場合は竹簡ともいう。内容が一簡に書ききれないと何本も使って紐でしばるが,その形を象形して册(冊)と呼ぶ。…
※「簡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...