馴染み深い(読み)ナジミブカイ

デジタル大辞泉 「馴染み深い」の意味・読み・例文・類語

なじみ‐ぶか・い【×馴染み深い】

[形][文]なじみぶか・し[ク]長い間なれ親しんでいる。深くなじんでいてよく知っている。「―・い味」
[類語]心安い近い緊密接近密接親近近接不可分濃い切っても切れない水いらず親しい近しい気安いむつまじい親密懇意昵懇じっこん懇親別懇ねんご親愛和気藹藹あいあい仲良しファミリアフレンドリーアットホームドメスティック家庭的打ち解ける解け合う馴染む親しむ懐こい如才ない調子がいいなれなれしいつうつうつうかあ息が合う反りが合う反り馬が合う気が合う肌が合う琴瑟きんしつ相和す打てば響く意気投合心を通わす心が通う気が置けない胸襟を開く腹を割る心を開く心を許す気を許す肝胆相照らす心を交わす心を以て心に伝う人なつこい取っ付きやすい

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精選版 日本国語大辞典 「馴染み深い」の意味・読み・例文・類語

なじみ‐ぶか・い【馴染深】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]なじみぶか・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「なじみふかい」とも ) 長い間なれ親しんでいて、よく知っている。
    1. [初出の実例]「殊に内方はおなじみふかし」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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