デジタル大辞泉 「如才無い」の意味・読み・例文・類語 じょさい‐な・い【如才無い/如▽在無い】 [形][文]じょさいな・し[ク]気がきいていて、抜かりがない。「―・く受け答えをする」[派生]じょさいなさ[名][類語]水いらず・親しい・近しい・気安い・睦むつまじい・親密・懇意・昵懇じっこん・懇親・別懇・懇ねんごろ・親愛・和気藹藹あいあい・仲良し・ファミリア・フレンドリー・アットホーム・ドメスティック・家庭的・打ち解ける・解け合う・馴染む・親しむ・馴染み深い・つうつう・つうかあ・息が合う・反りが合う・反り・馬が合う・気が合う・肌が合う・琴瑟きんしつ相和す・打てば響く・意気投合・心を通わす・心が通う・気が置けない・胸襟を開く・腹を割る・心を開く・心を許す・気を許す・肝胆相照らす・心を交わす・心を以て心に伝う・心安い・取っ付きやすい・懐こい・人懐こい・調子がいい・なれなれしい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「如才無い」の意味・読み・例文・類語 じょさい‐な・い【如在無・如才無】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]じょさいな・し 〘 形容詞ク活用 〙① 人や物事に対して手抜かりがない。手落ちがない。なおざりにしない。気がきく。如才がない。[初出の実例]「貴方は公方家妻女は長慶がはらからの事に候へばたがひに如在なき為にかやうに申つけ候」(出典:室町殿日記(1602頃)六)「万事のしかたに女在(ショサイ)なく自子にすこしも替る所なし」(出典:浮世草子・本朝桜陰比事(1689)三)② 抜け目がない。気がきいて調子がいい。愛想(あいそ)がいい。如才がない。[初出の実例]「女在(ヂョサイ)なき女郎に 帥中間から讚を付さすはしれた事」(出典:浮世草子・西鶴置土産(1693)一)「世馴れた人の如才(ジョサイ)ない挨拶としか」(出典:すみだ川(1909)〈永井荷風〉三)如在無いの派生語じょさいな‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙如在無いの派生語じょさいな‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by