心を以て心に伝う(読み)ココロヲモッテココロニツタウ

デジタル大辞泉 「心を以て心に伝う」の意味・読み・例文・類語

こころもっこころつた・う

以心伝心いしんでんしん」を訓読みにした言葉
[類語]以心伝心呼応意気投合合意コンセンサス息が合う反りが合う反り馬が合う気が合う肌が合う琴瑟きんしつ相和す打てば響くつうかあファミリアフレンドリーアットホームドメスティック家庭的打ち解ける解け合う馴染む親しむ心安い水いらず親しい近しい気安いむつまじい親密懇意昵懇じっこん懇親別懇ねんご親愛和気藹藹あいあい仲良し人なつこい取っ付きやすい懐こい如才ない調子がいいなれなれしい馴染み深いつうつう応える共鳴同感共感拈華微笑ねんげみしょう心を合わせる心を一にする心を通わす心が通う気が置けない胸襟を開く腹を割る心を開く心を許す気を許す肝胆相照らす心を交わす

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精選版 日本国語大辞典 「心を以て心に伝う」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 以(もっ)て心(こころ)に伝(つた)

  1. ( 「以心伝心」の訓読み ) ことばや文字を用いないで、真理や悟り、また気持などを心から心に伝えること。主に禅家で用いる語。
    1. [初出の実例]「爰に摩訶迦葉一人破顔微笑(みせう)して、拈花瞬目(ねんげしゅんもく)妙旨を心を以て心に伝(ツタヘ)たり」(出典太平記(14C後)二四)

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