小さな(読み)チイサナ

デジタル大辞泉 「小さな」の意味・読み・例文・類語

ちいさ‐な〔ちひさ‐〕【小さな】

[形動]
1 容積・面積が狭い空間・場所だけを占めるさま。「字の小さな本」⇔大きな。
2 数・量が少ないさま。「小さな音で聞く」⇔大きな。
3 程度が少ないさま。「小さな被害で済む」⇔大きな。
4 規模がわずかであるさま。また、範囲が狭いさま。「小さな集まりに出る」⇔大きな。
5 価値や重要性が乏しいさま。「小さな問題」⇔大きな。
6 年少であるさま。「小さな時からの友人」⇔大きな。
→小ちいさい[用法]
[補説]「ちいさな」という連体形だけが用いられる。これを連体詞とする説もあるが、「声の小さな人」のように、述語としても用いられる点が一般の連体詞とは異なる。
[類語]小さい・ちっちゃい・ちっぽけ・矮小わいしょう・寸足らず・ちんちくりん・小しょう・細かい・低い・小さめ・微小・微細・細微・細密・緻密ちみつ・密・細か・小振り・小形・小柄・小作り・小粒・豆粒・芥子けし粒・群小・最小・小規模・細細ほそぼそ・零細・ちんまり・こぢんまり・ちまちま・ミニ

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精選版 日本国語大辞典 「小さな」の意味・読み・例文・類語

ちいさ‐なちひさ‥【小な】

  1. 〘 連体詞 〙
  2. ① 体積、容積、面積などが小である。
    1. [初出の実例]「ちいさな納豆百兵衛どのへ遣り」(出典:雑俳・柳多留‐一八(1783))
    2. 「矮小(チヒサ)な体躯」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)
  3. ② 程度、度合などが小である。また、年齢が低い。幼い。
    1. [初出の実例]「四人りのなけき気のちいさな二人り」(出典:雑俳・柳多留‐一一(1776))
    2. 「小(チイ)さな時分から気儘八百に育た物だから」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)

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