思い残す(読み)オモイノコス

デジタル大辞泉 「思い残す」の意味・読み・例文・類語

おもい‐のこ・す〔おもひ‐〕【思い残す】

[動サ五(四)]
1 未練を残す。心残りに感じる。「―・すことはない」
2 物思いをしつくさないで残す。感興を味わい残す。
「かかる所に住む人、心に―・すことはあらじかし」〈源・若紫〉
[類語]悔いる・後悔・悔やむ・悔悟・悔恨・悔い・懲りる・悔い改める・痛恨・懺悔・未練がましい・名残惜しい・惜しい・もったいない・あたら・残念・残り惜しい・残り多い・口惜しい・惜しむ・心残り・物惜しみ・未練・愛惜・痛惜・後ろ髪・後を引く・去り難い・しつこい・執念深い・ねちっこい・ねつい・ねちねち・悪あがき・うじうじ・うだうだ・いじいじ・ぐじぐじ・もじもじ・因循・断腸の思い・負け惜しみ・こだわる・尾を引く・執拗・恋恋れんれん・惜しげ・たゆたう・思い迷う・忍びない

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精選版 日本国語大辞典 「思い残す」の意味・読み・例文・類語

おもい‐のこ・すおもひ‥【思残】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. ① 物思いをし尽くさないで残す。物思いをすべて味わい尽くさずに残している。
    1. [初出の実例]「なにごとにつけても、おもひのこさざりけんかし」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
  3. ② 不満足のままに物事を終え、その事を気にする。し残して残念に思う。未練を残す。
    1. [初出の実例]「うき世におもひのこす事とては、ただ君の御名残ばかり也」(出典:平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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