デジタル大辞泉 「旨」の意味・読み・例文・類語
むね【旨/▽宗】
2 (旨)述べたことの中心。趣旨。趣意。「辞退する―を伝える」
[類語]意味・内容・意義・意・意味合い・ニュアンス・語感・本義・広義・狭義・


のときに用い、のち氏族の意となる。器中のものを、この小刀で切って食することをいい、美旨の意となる。〔説文〕五上に「美(うま)し」とし、「甘に從ひ、匕(ひ)聲」とするが声が合わず、また甘匕とするのも字形に合わない。甘は拑入(かんにゆう)の象で、旨とは関係がない。金文には斉器の〔国差
(こくさたん)〕に「以て旨酒を實(みた)す」とあり、もと神に供するものなどに用いる語であった。
〕に嘗をこの部に属する。〔漢書、礼楽志〕に「百鬼
(もつ)て嘗す」とあるように、嘗は鬼神に供することを原義とする字。神嘗(かんなめ)・新嘗(にいなめ)とは、神が用いて旨しとする意である。
・指など十二字を収める。このうち詣・稽・
は声系を異にする字で、もと別系。詣の初文は旨(けい)。その旨は、祝
の器(曰)に対して、神霊が上より降下する象。その霊を拝するを
(けい)といい、金文に「稽首」の字に
を用いる。稽はのちの形声の字である。
tjieiは同声。旨は旨肉。脂のよくのった肉である。旨肉を撮(と)るものを指、神意にかなうことを
という。〔管子、侈靡〕に「天の指に承從す」とあるのは
意。指・
は旨の声義を承ける字である。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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