虫が知らせる(読み)ムシガシラセル

デジタル大辞泉 「虫が知らせる」の意味・読み・例文・類語

むしら・せる

前もって心に感じる。予感がする。「―・せたのか事故機に乗らずに済んだ」
[類語]耳聡い耳が早い早耳地獄耳目聡い目が早い先見の明予覚炯眼けいがん飛耳長目敏感鋭敏明敏さと犀利さいり気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ取る嗅ぎ分ける虫の知らせ機敏俊敏賢い鋭い賢しい過敏利口利発聡明怜悧れいり慧敏穎悟えいご英明賢明シャープ第六感予感直感ひらめき察知インスピレーションぴんとぴんと来る鼻が利く感じ取る気が付く

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精選版 日本国語大辞典 「虫が知らせる」の意味・読み・例文・類語

むし【虫】 が=知(し)らせる[=知(し)らす・=知(し)る]

  1. なんとなく心に感じる。どうもそのような感じがする。予感がする。
    1. [初出の実例]「迷途の旅へ寺入りと、早虫がしらせたか」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)四)

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