予覚(読み)ヨカク

デジタル大辞泉 「予覚」の意味・読み・例文・類語

よ‐かく【予覚】

[名](スル)あらかじめさとること。事前に感じとること。「危険を予覚する」
[類語]耳聡い耳が早い早耳地獄耳目聡い目が早い先見の明炯眼けいがん飛耳長目敏感鋭敏明敏さと犀利さいり気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ取る嗅ぎ分ける虫の知らせ虫が知らせる機敏俊敏賢い鋭い賢しい過敏利口利発聡明怜悧れいり慧敏穎悟えいご英明賢明シャープ第六感予感直感ひらめき察知インスピレーションぴんとぴんと来る鼻が利く感じ取る気が付く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「予覚」の意味・読み・例文・類語

よ‐かく【予覚】

  1. 〘 名詞 〙 将来におこるであろうことをあらかじめさとること。予感。
    1. [初出の実例]「みのるは其の時ほど男の乱暴を恐しく予覚した事はなかった」(出典:木乃伊の口紅(1913)〈田村俊子〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android