飛耳長目(読み)ヒジチョウモク

デジタル大辞泉 「飛耳長目」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「飛耳長目」の意味・読み・例文・類語

ひじ‐ちょうもく‥チャウモク【飛耳長目】

  1. 〘 名詞 〙 古い時代や遠方のことをよく見聞することのできること。また、その目と耳。転じて、見聞を広める書籍。長目飛耳。
    1. [初出の実例]「荀子に学問を飛耳長目の道といへり」(出典:太平策(1719‐22))

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四字熟語を知る辞典 「飛耳長目」の解説

飛耳長目

遠くのものをよく聞く耳と、遠くのものをよく見る目。学問事物の観察に鋭く、精通していることのたとえ。転じて、そのようになるための手段という意味で、書物をさす。

[使用例] ここにおいて飛耳長目の徒はたちまちわが身辺してつやごとあるものとなした[永井荷風十日の菊|1924]

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