利発(読み)りはつ

精選版 日本国語大辞典 「利発」の意味・読み・例文・類語

り‐はつ【利発】

〘名〙 (形動)
① (「利口発明」の意) 賢いこと。才知があって頭の回転の早いこと。また、そのさま。怜悧
※私用抄(1471)「大かた執筆の人は、下はいかにも利発にて、上は鈍になりかへりて」
② 役に立つこと。有益であるさま。
浮世草子日本永代蔵(1688)六「利発(りハツ)なる小判長櫃の底に入置

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「利発」の意味・読み・例文・類語

り‐はつ【利発】

[名・形動]《「利口発明」の意》さとく賢いこと。才知があって頭の回転が速いこと。また、そのさま。「利発な子供」
[派生]りはつさ[名]
[類語]利口発明怜悧れいり賢い鋭敏機敏俊敏明敏鋭いさと目聡い賢しい過敏敏感炯眼けいがん聡明慧敏穎悟えいご英明英邁賢明犀利さいりシャープ耳聡い耳が早い早耳地獄耳目が早い先見の明予覚飛耳長目気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ取る嗅ぎ分ける虫の知らせ虫が知らせる第六感予感直感ひらめき察知インスピレーションぴんとぴんと来る鼻が利く感じ取る気が付く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android