利発(読み)リハツ

デジタル大辞泉 「利発」の意味・読み・例文・類語

り‐はつ【利発】

[名・形動]《「利口発明」の意》さとく賢いこと。才知があって頭の回転が速いこと。また、そのさま。「利発な子供」
[派生]りはつさ[名]
[類語]利口発明怜悧れいり賢い鋭敏機敏俊敏明敏鋭いさと目聡い賢しい過敏敏感炯眼けいがん聡明慧敏穎悟えいご英明英邁賢明犀利さいりシャープ耳聡い耳が早い早耳地獄耳目が早い先見の明予覚飛耳長目気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ取る嗅ぎ分ける虫の知らせ虫が知らせる第六感予感直感ひらめき察知インスピレーションぴんとぴんと来る鼻が利く感じ取る気が付く

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精選版 日本国語大辞典 「利発」の意味・読み・例文・類語

り‐はつ【利発】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ( 「利口発明」の意 ) 賢いこと。才知があって頭の回転の早いこと。また、そのさま。怜悧
    1. [初出の実例]「大かた執筆の人は、下はいかにも利発にて、上は鈍になりかへりて」(出典:私用抄(1471))
  3. 役に立つこと。有益であるさま。
    1. [初出の実例]「利発(りハツ)なる小判長櫃の底に入置」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)六)

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