嗅ぎ取る(読み)カギトル

デジタル大辞泉 「嗅ぎ取る」の意味・読み・例文・類語

かぎ‐と・る【嗅ぎ取る】

[動ラ五(四)]
においを知覚する。そこから、あるにおいをかぎ分ける。「煙草のにおいを―・る」
その場の雰囲気などから感づく。「ただならぬ気配を―・る」
[類語]耳聡い耳が早い早耳地獄耳目聡い目が早い先見の明予覚炯眼けいがん飛耳長目敏感鋭敏明敏さと犀利さいり気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ分ける虫の知らせ虫が知らせる機敏俊敏賢い鋭い賢しい過敏利口利発聡明怜悧れいり慧敏穎悟えいご英明賢明シャープ第六感予感直感ひらめき察知インスピレーションぴんとぴんと来る鼻が利く感じ取る気が付く

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精選版 日本国語大辞典 「嗅ぎ取る」の意味・読み・例文・類語

かぎ‐と・る【嗅取】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 嗅ぎわける。転じて、それと気づく。
    1. [初出の実例]「染吉の残骸から堀の芸者の匂ひを嗅ぎ取らうとあせる心持は」(出典:杏の落ちる音(1913)〈高浜虚子〉一二)

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