デジタル大辞泉 「気が利く」の意味・読み・例文・類語 気きが利き・く 1 細かいところにまで注意が及ぶ。「若いのによく―・く」2 しゃれている。粋である。「―・いたせりふ」[類語](1)気が付く・痒い所に手が届く・至れり尽くせり・耳聡い・耳が早い・早耳・地獄耳・目聡い・目が早い・先見の明・予覚・炯眼けいがん・飛耳長目・敏感・鋭敏・明敏・聡さとい・犀利さいり・嗅ぐ・嗅ぎ付ける・嗅ぎ出す・嗅ぎ当てる・嗅ぎ取る・嗅ぎ分ける・虫の知らせ・虫が知らせる・機敏・俊敏・敏・賢い・鋭い・賢しい・過敏・利口・利発・聡明・怜悧れいり・慧敏・穎悟えいご・英明・賢明・シャープ・第六感・予感・直感・勘・ひらめき・察知・インスピレーション・ぴんと・ぴんと来る・鼻が利く・感じ取る/(2)粋いき・平淡・お洒落・小粋・おつ・洒脱・伊達・気障 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「気が利く」の意味・読み・例文・類語 き【気】 が 利(き)く ① 物事をするのに、細かなところまでよく気がつく、心が行きとどく、気転がきく。[初出の実例]「機のきいたる男は、上の人に負まじと機をきいて馳廻(はしりまわり)」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品一四)② しゃれている。いきである。おつである。[初出の実例]「『あのかかアは江戸ものよ』『どふりで気(キ)がきいてらア』」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)初)③ こなまいきである。[初出の実例]「大坂にて、きのきいた、江戸にて、きいたふう」(出典:大阪江戸風流ことば合せ(1830‐44)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by