「壒嚢抄」「易林本節用集」「文明本節用集」「落葉集」などでは「ヒンボク」。「ビンボウ」は「天正本節用集」「明暦刊本句双紙抄」に見える。「日葡辞書」は「Finbocu」「Binbô」両形を載せ、「書言字考節用集」には「ビンホク」「ビンボフ」の両形が見える。中世後期から近世初期にかけて「ヒンボク→ビンボフ→ビンボウ」と変化したのであろう。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...