デジタル大辞泉
「軽はずみ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かる‐はずみ‥はづみ【軽はずみ】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① ちょっとしたこと。たいしたことではないが軽妙なこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「雪つぶて打し手じなやかるはづみ〈久任〉」(出典:俳諧・ゆめみ草(1656)冬)
- 「『太郎様後にえ』との暖簾(のれん)潜るかるはづみ、どうもいはれず見えにけり」(出典:歌舞伎・景政雷問答(1700)三)
- ② よく考えないで行動したり、ものを言ったりすること。また、そのさま。言動の軽々しい様子。軽率。かろはずみ。
- [初出の実例]「御辺の体相是を望むにおもおもしからず、軽(カル)はづみなる様(さま)也」(出典:浮世草子・風俗遊仙窟(1744)一)
かろ‐はずみ‥はづみ【軽はずみ】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =かるはずみ(軽━)②
- [初出の実例]「いやいや軽忽(カロハズミ)なことでした。雪の道だと云っても、人の聴くまいものでもない」(出典:常長(1914)〈木下杢太郎〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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