多とする(読み)タトスル

デジタル大辞泉 「多とする」の意味・読み・例文・類語

と◦する

価値の高いものと認める。ありがたく思う。「永年好意を―◦する」
[類語]勿体もったい無い有り難い恐れ多いかたじけないうれしい恐縮幸甚謝る謝するわびわび言平謝り陳謝謝罪多謝わびる恐懼きょうく恐れ入る痛み入る心苦しい身に余る過分かしこまる畏れる謹むしゃちほこばる固くなる縮こまる小さくなるまじめ腐る身の縮む思い畏怖恩義恩に着る頭を下げる腰をかがめる平身低頭身に過ぎる三拝九拝深謝感謝拝謝万謝謝意謝恩感佩かんぱいかしこくも感恩有り難がる言葉に甘えるお言葉に甘える厚意感極まる感じ入る感に堪えない身に染みる思いやり

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精選版 日本国語大辞典 「多とする」の意味・読み・例文・類語

た【多】 と する

  1. 高く評価する。
    1. [初出の実例]「我は寧ろ小説家が党人の犠牲となりて是等諸問題に絶えて容啄せざるを多(タ)として喜ぶ」(出典:如是放語(1898)〈内田魯庵〉)
    2. [その他の文献]〔史記‐袁盎伝〕

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