恩に着る(読み)オンニキル

デジタル大辞泉 「恩に着る」の意味・読み・例文・類語

おんに◦

受けた恩をありがたく思う。
[補説]「恩に着ります」とするのは誤りで、正しくは「恩に着ます」。
[類語]勿体もったい無い有り難い恐れ多いかたじけないうれしい恐縮幸甚謝る謝するわびわび言平謝り陳謝謝罪多謝わびる恐懼きょうく恐れ入る痛み入る心苦しい身に余る過分かしこまる畏れる謹むしゃちほこばる固くなる縮こまる小さくなるまじめ腐る身の縮む思い畏怖恩義頭を下げる腰をかがめる平身低頭身に過ぎる三拝九拝深謝感謝拝謝万謝謝意謝恩感佩かんぱいかしこくも感恩有り難がる言葉に甘えるお言葉に甘える厚意多とする感極まる感じ入る感に堪えない身に染みる思いやり

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精選版 日本国語大辞典 「恩に着る」の意味・読み・例文・類語

おん【恩】 に 着(き)

  1. 他人から恩をうけてありがたく思う。恩に受ける。
    1. [初出の実例]「それは人のおんにきぬ、めんめんのたてはでおりやる」(出典:虎明本狂言・禰宜山伏(室町末‐近世初))

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