感じ入る(読み)カンジイル

デジタル大辞泉 「感じ入る」の意味・読み・例文・類語

かんじ‐い・る【感じ入る】

[動ラ五(四)]すっかり感心する。深く感じる。「―・った顔で絵を眺めている」
[類語]感極まる感に堪えない身にしみる勿体もったい無い有り難い恐れ多いかたじけないうれしい恐縮幸甚謝る謝するわびわび言平謝り陳謝謝罪多謝わびる恐懼きょうく恐れ入る痛み入る心苦しい身に余る過分かしこまる畏れる謹むしゃちほこばる固くなる縮こまる小さくなるまじめ腐る身の縮む思い畏怖恩義恩に着る頭を下げる腰をかがめる平身低頭身に過ぎる三拝九拝深謝感謝拝謝万謝謝意謝恩感佩かんぱいかしこくも感恩有り難がる言葉に甘えるお言葉に甘える厚意多とする思いやり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「感じ入る」の意味・読み・例文・類語

かんじ‐い・る【感入】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 すっかり感心する。身にしみて強く感じる。
    1. [初出の実例]「我等が生日を祝して、作詩、寄らるる、其志に感し入たぞ」(出典:四河入海(17C前)一八)
    2. 「是ほどの美人とは心付ざりしと、感じ入(イッ)て忙然たりしが」(出典人情本・英対暖語(1838)初)

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