庸・税・稲(読み)ちから

精選版 日本国語大辞典 「庸・税・稲」の意味・読み・例文・類語

ちから【庸・税・稲】

〘名〙 (民の力の意から) 古代で、力役すなわち庸(よう)のこと。また租(たちから)すなわち納官される稲や、納官される租もいう。
延喜式(927)祝詞(九条家本訓)「初穂(はつほ)をば汁にも穎にも千(ち)(チカラ)八十(やほ)(チカラ)に引き居(す)ゑて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android