庸・税・稲(読み)ちから

精選版 日本国語大辞典 「庸・税・稲」の意味・読み・例文・類語

ちから【庸・税・稲】

〘名〙 (民の力の意から) 古代で、力役すなわち庸(よう)のこと。また租(たちから)すなわち納官される稲や、納官される租もいう。
延喜式(927)祝詞(九条家本訓)「初穂(はつほ)をば汁にも穎にも千(ち)(チカラ)八十(やほ)(チカラ)に引き居(す)ゑて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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