手取り足取り(読み)テトリアシトリ

デジタル大辞泉 「手取り足取り」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「手取り足取り」の意味・読み・例文・類語

て【手】 取(と)り足(あし)(と)

  1. 多くの人が、力を合わせて人の手足をかかえ持つさま。また、押さえつけるさま。
    1. [初出の実例]「かなへの上より手とり足取してさげおろし奉る」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  2. 行き届いた世話をするさま。丁寧に教えるさま。
    1. [初出の実例]「ただまづ帰り給へとて手取り足取り誘(いざなひ)別当の坊にぞ帰りける」(出典:謡曲・調伏曾我(1480頃))
  3. 多くの人に妨害されるさま。
    1. [初出の実例]「小人どもに手とり脚とり讒言せられて用られずして廃人となりはてたり」(出典:三体詩幻雲抄(1527))

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