しゃきしゃき(読み)シャキシャキ

デジタル大辞泉 「しゃきしゃき」の意味・読み・例文・類語

しゃき‐しゃき

[副](スル)
ものをかんだり切り刻んだりするときの、歯ざわりや切れ味がよいさま、また、その音を表す語。「新鮮な大根しゃきしゃき(と)した歯ざわり」
活発で手際よく物事を行うさま。てきぱき。「しゃきしゃきした性格」
[類語](2てきぱききびきびはきはきすいすい甲斐甲斐しいきりきりしゃんきりりきりっと忠実まめまめまめしい忠実まめやかじゃんじゃんじゃかじゃかしゃんしゃんばかすかじゃかすかどんどん小忠実こまめ手忠実てまめ足忠実あしまめ筆忠実ふでまめ骨身を惜しまずきちんと規則正しい手取り足取り几帳面まじめ大まじめ生まじめくそまじめ愚直四角四面誠実篤実真摯至誠信実篤厚質実堅実堅気実直謹厳生一本一本気勤勉律儀義理堅い義理立て良心的ちゃんとしっかりしゃんときちんきちんきっちりかっちりがっちり規則的整然身軽い身軽軽軽かるがる軽快かろやか簡捷かんしょうはしこいすばしこい素早い手早い敏速敏活迅速敏捷びんしょう手ばしこい手早速やか速い足早早足小走り機敏一瀉いっしゃ千里急ピッチ矢の如しはかばかしい目にも留まらぬひらりひょいひょいひょいぴょんぴょんぴょんずんずんクイックスピーディーハイペースさっとちゃちゃとちゃちゃっとさっさとっととついとつっとつとすいとすっとぱっとすたすた

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精選版 日本国語大辞典 「しゃきしゃき」の意味・読み・例文・類語

しゃき‐しゃき

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 歯ぎれよく物をかむ音、規則正しく動く機械などの小さな音、また、そのさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「闇中にシャキシャキ軋みながら眼まぐるしく展開して行く映画の光線」(出典:秘密(1911)〈谷崎潤一郎〉)
  3. 物を細かく切りきざみなどするときに、切れ味がよくて気持よく切れる音、また、そのさまを表わす語。
  4. 物事を、すばやく、また、手ぎわよく処理するさまを表わす語。てきぱき。
    1. [初出の実例]「なかなかシャキシャキしてるっていう話だ」(出典:沢氏の二人娘(1935)〈岸田国士〉)

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