デジタル大辞泉 「誠実」の意味・読み・例文・類語 せい‐じつ【誠実】 [名・形動]私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。「誠実な人柄」[派生]せいじつさ[名][類語]篤実・真摯・忠実・至誠・信実・篤厚・正直・実直じっちょく・実体じってい・真率しんそつ・善良・朴直・律儀りちぎ・真まっ直すぐ・真っ正直・馬鹿正直・大まじめ・まじめ・几帳面・生まじめ・くそまじめ・愚直・四角四面・質実・堅実・堅気かたぎ・謹厳・生一本・一本気・勤勉・義理堅い・義理立て・良心的・ちゃんと・しっかり・しゃんと・きちんきちん・きっちり・かっちり・がっちり・規則的・整然・忠実忠実まめまめしい・きりきりしゃん・きりり・きりっと・甲斐甲斐しい・きびきび・てきぱき・しゃきしゃき・はきはき・すいすい・忠実まめ・忠実まめやか・小忠実こまめ・手忠実てまめ・足忠実あしまめ・筆忠実ふでまめ・骨身を惜しまず・きちんと・規則正しい・手取り足取り 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「誠実」の意味・読み・例文・類語 せい‐じつ【誠実】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① まごころがあっていつわりがなくまじめなこと。また、そのさま。[初出の実例]「倩聞空王誠実理、浮生寵辱夢間心」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)九・秋日双輪寺即事〈藤原基俊〉)「是は文王の誠実の心があって臣下を召て饗燕の礼を行るるやうなぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)九)「どこ迄も誠実で軽薄な所がないから」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)[その他の文献]〔新唐書‐韓思復伝〕② ほんとうであること。また、そのさま。[初出の実例]「君牛肉は至極御好物とすゐさつのウ仕るが、僕なぞも誠実(セイジツ)(〈注〉マコトニ)賞味いたすでござる」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初)[その他の文献]〔後漢書‐賈淑伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「誠実」の読み・字形・画数・意味 【誠実】せいじつ まごころ。〔旧唐書、韓思復伝〕時に山東に蝗蟲大いにる。~思復以爲(おもへ)らく、蝗蟲は是れ天災、當にを修め之れを穰(はら)ふべし。~上して曰く、~むらくは陛下、責躬、~上下同心、君臣一、此の實を持して、以て休咎(天咎)に答へよ。字通「誠」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by