忠実忠実しい(読み)マメマメシイ

デジタル大辞泉 「忠実忠実しい」の意味・読み・例文・類語

まめまめ‐し・い【忠=実忠=実しい】

[形][文]まめまめ・し[シク]
1 ほね惜しみせずに、よく働くようすである。まじめで、よく努めている。「―・く働く」
2 誠実である。実意がある。
「あはれに―・しうのたまふを」〈宇津保・楼上下〉
3 日常向きである。実用的である。
「―・しき物はまさなかりなむ」〈更級〉
[派生]まめまめしげ[形動]まめまめしさ[名]
[類語]きりきりしゃん・きりり・きりっと・甲斐甲斐しい・きびきび・てきぱき・しゃきしゃき・はきはき・すいすい・忠実まめ・忠実まめやか・小忠実こまめ・手忠実てまめ・足忠実あしまめ・筆忠実ふでまめ・骨身を惜しまず・きちんと・規則正しい・手取り足取り・几帳面・まじめ・大まじめ・生きまじめ・くそまじめ・愚直・四角四面・誠実・篤実・真摯・至誠・信実・篤厚・質実・堅実・堅気・実直・謹厳・生一本・一本気・勤勉・律儀・義理堅い・義理立て・良心的・ちゃんと・しっかり・しゃんと・きちんきちん・きっちり・かっちり・がっちり・規則的・整然

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精選版 日本国語大辞典 「忠実忠実しい」の意味・読み・例文・類語

まめまめ‐し・い【忠実忠実・実実】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]まめまめし 〘 形容詞シク活用 〙
  2. ① ひじょうにまじめである。ひじょうに誠実である。
    1. [初出の実例]「あはれにまめまめしうの給ふを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下)
  3. ② 実生活に必要である。実用的である。
    1. [初出の実例]「おぼしやる事も、ありがたう、めでたきさまにて、まめまめしき御とぶらひもあり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)澪標)
  4. ③ 身軽によく働くさまである。
    1. [初出の実例]「心を尽して忠実忠実(マメマメ)しくかしづくさまのいぢらしさに」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉四)

忠実忠実しいの派生語

まめまめし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

忠実忠実しいの派生語

まめまめし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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