一本気(読み)イッポンギ

デジタル大辞泉 「一本気」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「一本気」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐ぎ【一本気・一本生】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 純粋で、まじりけがないこと。
    1. [初出の実例]「このふみや四方の赤の一本気(イッポンギ)にして、かりにも水くさき駄酒をまじへず」(出典狂文四方あか(1787か)序)
  3. ( 形動 ) 物事をいちずに思いこむさま。また、そのような気性
    1. [初出の実例]「此方(こち)の心が醇粋(イッポンギ)なれば」(出典:五重塔(1891‐92)〈幸田露伴〉五)

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