一本気(読み)イッポンギ

デジタル大辞泉 「一本気」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐ぎ【一本気】

[名・形動]物事をいちずに思いこむ性質であること。また、そのさま。「一本気若者
[類語]男気侠気義侠任侠きっぷ忠実誠実篤実真摯至誠信実篤厚大まじめまじめ几帳面生まじめくそまじめ愚直四角四面質実堅実堅気かたぎ実直謹厳生一本勤勉律儀義理堅い義理立て良心的忠実忠実まめまめしいきりきりしゃんきりりきりっと甲斐甲斐しいきびきびてきぱきしゃきしゃきはきはきすいすい忠実まめ忠実まめやか小忠実こまめ手忠実てまめ足忠実あしまめ筆忠実ふでまめ骨身を惜しまずきちんと規則正しい手取り足取りちゃんとしっかりしゃんときちんきちんきっちりかっちりがっちり規則的整然

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精選版 日本国語大辞典 「一本気」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐ぎ【一本気・一本生】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 純粋で、まじりけがないこと。
    1. [初出の実例]「このふみや四方の赤の一本気(イッポンギ)にして、かりにも水くさき駄酒をまじへず」(出典狂文四方あか(1787か)序)
  3. ( 形動 ) 物事をいちずに思いこむさま。また、そのような気性
    1. [初出の実例]「此方(こち)の心が醇粋(イッポンギ)なれば」(出典:五重塔(1891‐92)〈幸田露伴〉五)

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