はきはき(読み)ハキハキ

デジタル大辞泉 「はきはき」の意味・読み・例文・類語

はき‐はき

[副](スル)
話し方態度性格行動などがはっきりしているさま。「質問はきはき(と)答える」「はきはきした振る舞い」
「ぱっちりとさめている母は―万端事務をさばいて」〈蘆花思出の記
考え方がはっきりしているさま。歴然としているさま。
「矢っ張り頭が―しません」〈三重吉千鳥
[類語]てきぱききびきびしゃきしゃきすいすい甲斐甲斐しいきりきりしゃんきりりきりっと忠実まめまめまめしい忠実まめやか小忠実こまめ手忠実てまめ足忠実あしまめ筆忠実ふでまめ骨身を惜しまずきちんと規則正しい手取り足取り几帳面まじめ大まじめまじめくそまじめ愚直四角四面誠実篤実真摯至誠信実篤厚質実堅実堅気実直謹厳生一本一本気勤勉律儀義理堅い義理立て良心的ちゃんとしっかりしゃんときちんきちんきっちりかっちりがっちり規則的整然

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精選版 日本国語大辞典 「はきはき」の意味・読み・例文・類語

はき‐はき

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴っても用いる )
  2. 明確で歴然としているさま、はっきりしているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「すこし、出目こころにて、はきはきと、月の出るがごとくなるゆへに」(出典:評判記・吉原讚嘲記時之大鞁(1667か)ゆふきり)
  3. 明敏で、しっかりしているさま、態度や物言いがはっきりしていて、手早く要領のよいさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「はきはきと物をいふて、心のかるさうなものじゃよ」(出典:虎明本狂言・粟田口(室町末‐近世初))

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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