精選版 日本国語大辞典 「発酵・醱酵」の意味・読み・例文・類語
はっ‐こう ‥カウ【発酵・醱酵】
〘名〙
① 酵母・細菌・かびなどの微生物が有機物を分解または酸化還元して有機酸類、アルコール、炭酸ガスなどに変えること。微生物が酸素のないところで行なう呼吸作用の代償行為で、有機物が簡単な化合物に変化するときに出すエネルギーを利用するもの。酒、味噌、醤油、パン、チーズなどの製造や抗生物質など広範囲に利用されている。
② (比喩的に) 頭の中などで、考えや想像が生じて、それがだんだん熟していくこと。
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