概して(読み)ガイシテ

デジタル大辞泉 「概して」の意味・読み・例文・類語

がいし‐て【概して】

[副]大体において。一般に。「ここの生徒は概しておとなしい」
[類語]広い幅広い手広い広範広範囲多方面多角多面多岐さまざま各種種種諸種いろいろ多様多様化多面的多種多種多様多彩数数いろんなとりどり色とりどりもろもろ百般万般諸般多元多元的多角的横断的複眼的おしなべて一般全般に総じて多くおおむね大概普通通例通常一体に総体およそあまね・広く・雑多よろず各人各様十人十色千差万別マルチ事事物物種種雑多各様種種くさぐさ玉石混淆こんこう凡百ぼんぴゃく百態百事百千万端各般数多あまた数多すうた数次幾度等等諸相諸物山ほどざらあれこれ何やかや何だかんだ何のかの何くれ何くれとなくあれやこれやごちゃごちゃ枚挙にいとまがない十指に余るあの手この手エトセトラ

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精選版 日本国語大辞典 「概して」の意味・読み・例文・類語

がいし‐て【概て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「概括して」の意 ) ひっくるめて。おおざっぱに。だいたい。一般に。おおむね。
    1. [初出の実例]「今概して之を云へば或は世人も亦児童なり」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三〇)

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